2009年01月10日
everset『BLACK FILE』全曲紹介インタビュー【1/2】


お待たせしました!
お知らせしていたeversetのニュー・アルバム『BLACK FILE』の全曲紹介インタビューを2回に渡ってお届けします。
もう、『BLACK FILE』は何度も聴いてるかと思うので、CDを聴きながら読んでみるもよし、です。
では早速、いってみましょ!
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【『BLACK FILE』全曲紹介〜前編〜】
M1「BLACK IN BLACK」
ーーCDをかけてギターのリフがカッコいい!
典二:ある意味、一番ロックで、一番攻撃的な曲だと思うんですよ。
ーーでね、グルーヴィーでカッコいいと思った矢先、ドラが♪ジャ〜ン♪と鳴ってドッキリ、みたいな(笑)。
彩人:インパクトありますよね?(笑) その音も含めてアルバムの幕開けにはふさわしいなと思います。あと、この曲はうねるリズムがポイントですかね。
剛:ライヴではドラを叩くんやろ?
彩人:3月13日、赤坂BLITZのライヴではデッカいドラを用意して叩きますよ。
典二:俺らもライヴで演奏するのがスッゴい楽しみな曲なんですよね。
ーー実は、こういうノリの曲って、eversetにあったようななかったような…。
tatsuo:そうなんですよね。あったような、なかったような。本来なら原曲を元に、みんなでアレンジして構築していくんですけど、あえて、あまりいじらずシンプルにしてるんです。それもあって原曲を作った時のイメージに近い仕上がりになったかな、と。いい具合にアルバムに貢献できてる曲なんじゃないかな?って思います。
ーー「BLACK IN BLACK」というタイトルからして、この曲はアルバムのイントロダクションという感じ?
剛:というか、アルバムのプロローグっていう感じですかね。
ーー歌詞でもアルバムのテーマが提示されるようにも受け取れますよね。
剛:ですね。全曲を通して、人の表側だけじゃなく裏側にある腹黒さ(笑)も歌詞に書いていこうと思っていて。表だけじゃなく裏も全部まとめて人なんだ、と。まぁ、あえて言うことでもないけど、汚い部分も隠さず全部ひっくるめて人の本質を歌おうと思ったんですね。
M2「UNDEAD ARMY」
ーー衝撃的な「BLACK IN BLACK」から曲間なしで「UNDEAD AMY」へ繋がりますが、歌詞の内容も繋がってません?
剛:そうですね、1曲目の「BLACK IN BLACK」があって、「UNDEAD ARMY」がオープニング曲っていう感じかな。簡単に言うとゾンビの歌です。アルバム制作前、eversetは活動休止を経験したじゃないですか。
ーーそうでしたね…。
剛:そのどん底状態から、もう1回這い上がってきたぜ! 地獄の底から這い上がってきた4人が復活したぜ!みたいな。そういう意味では「UNDEAD ARMY」が今回のオープニング曲、ここからまたeversetが始まる、という感じですね。
ーーeversetは死んでないぞ!みたいな。
剛:死なない! みたいな。今後も死なない!みたいな。
ーーで、歌なんですが、声がいっぱい重なってますよね?
tatsuo:剛が自前でいくつも重ねてるんですよ。”剛・満載”みたいな感じで(笑)。
典二:”剛・祭り”みたいな(笑)。
剛:”剛・祭り”(笑)。
典二:実は、こういう感じの曲が俺らのベーシックだと思うんですよね。その中に4人になってからの新しいスタイルが盛り込めたし。何か弾いてて楽しい曲なんですよ。
tatsuo:ギターは結構、”元祖・tatsuo”というか、僕のプレイ・スタイルの芯の部分がが出てるんじゃないか、と。でも、それだけじゃなくシタールの音も混ぜていたりして、新しいエッセンスも加えてます。
彩人:俺としては、サビの何かちょっと捻くれた感じの叩き方、ハイハットを開けて閉めて、開けて閉めて、開けて閉めてみたいなところが、ちょっと変わっていて好きかな。この曲はeversetのホームページで最初のイントロのリフが流れてるから、ファンのみんなも少し馴染みがあるかもしれないですね。
M3「VIVA LA RAZA」
ーーこのタイトルの意味は?
典二:ラテン語で”みんな、仲間だ! ファミリーだ!”っていう意味。スゴい良い言葉、気に入ってるんですよ。
ーー”エヴァー・フィッシュ”(=ファン)へ向けての言葉だったり?
典二:そうですね。
ーーこの曲は原曲、作詞、共に典二さんが手がけたそうで。
tatsuo:”典二・祭り”ですね(笑)。
典二:”俺・祭り”です(笑)。やっぱり俺はパーティー・ロックが好きなので、こういう感じのをずっとeversetでやってみたかったんですよ。で、ここ数年、eversetの音楽の振り幅が広くなってきたので、レゲエとかラテンとかのリズムから”楽しい+カッコいい”をコンセプトに作ったらどうなるかな?と思って作ってみたんですね。
ーーこの曲は、またeversetに新しい風を吹き込んだ感じがしますね。
tatsuo:遊び心満載な感じで。いかに遊べるか?は、この楽曲のテーマだったので、ギターでもタッピングしたりして遊んでますね。
ーー楽曲的に新しいだけでなく、Aメロの歌が典二さんっていうのも初じゃない?
典二:Aメロのメインは初めて…かな?
tatsuo:”ポッパー・典二”ですね。
ーー”ポッパー・典二”(笑)。J-POPが好きな典二さんを略して先日のラジオで生まれたネーミングね(笑)。
剛:とにかくライヴで自由に盛り上がれそうな曲ですよね。そういうコンセプトで典二も書いてきたから、上手く歌うというよりは気分をアゲて歌った感じですよね。ニッコニコで、こんな顔して。
ーー非常に原稿にしづらいんですが、今、めっちゃ剛さん笑顔で〜す、ほっぺたの肉盛り上がってま〜す(笑)。
彩人:解説なしでは解らないですよね(笑)。楽曲もそうだけど、この曲は音を録りながら、これを試してみよう、あれを試してみようって、どんどん変わっていったんですよ。これだとeversetらしくないんじゃないか?とか、これだと俺が叩く意味あるのか?とかディレクターとかメンバーと話し合いながら。
典二:そのお陰で、冒険で作った曲だったけどeversetでいい感じに消化できたなって思います。
M4「Material Tomorrow」
ーー奇をてらったというよりは、ストレートで突き抜けるような感じのあるロックですよね。
tatsuo:意外と、こういう曲は得意分野かもしれないっす。
彩人:俺は得意分野だよ。eversetでは細かく8ビートを刻むのをポリシーというか、そういう風なドラムを考えて叩いてきたけど、こういう大きなノリのドラミングも、実は好きだからね。
tatsuo:あっ…(しばし考えて)、やっぱり得意そうで得意じゃない曲かもしれないな……。
彩人:おい、今の俺の意見、潰してるじゃないか!(笑)
tatsuo:(笑)いや、ギター・プレイが、ね。意外と、こういうストレートな感じはやったりやらなかったり…言葉にするのは難しいけど、僕のプレイ・スタイルではないところなんですよ、案外。スタジオに入って、みんなで何も考えずにシンプルに作ったけど、ノリもいいし、結構、好きな曲ですね。
典二:”この始まり方ってカッコよくない?”ってみんなで盛り上がって出来たんだよね?
tatsuo:そう、イントロから出来た感じだね。サビは典ちゃんが持ってきた曲のじゃない?
典二:かなり昔に作った曲の。持ってきた曲は今の形とは全然違っていて。なんか青い感じだったから”今、eversetでやる曲じゃないんだろうね”って一度保留にしてて。あれから随分経って、今ならeversetで消化して出来るかな?と思って、また持ってきたんですよね。
ーーそうなんだ。爽やかでフレッシュだけど、古臭さも青臭さも感じませんよね。
典二:やっぱ”今”だったんですよね、この瞬間を狙ってました(笑)。
剛:歌詞も得意分野といえば得意分野ですね。ちょっと哲学チックなんですけど、とにかく熱さだけで書き上げた感じっすね。だから…細かく説明するよりも聴いてわかってくれ!みたいな。で、歌は歌詞に合わせて泣きながら、鼻水垂らしながら、よだれを垂らしながら歌ったっていう(笑)。
ーー汁まみれで!?(笑)
剛:いや、それくらい、上手く歌うとか小っちゃいことに拘らずに歌った、と。
典二:エモーショナルに、ね。
M5「ココロ模様ナミダ色」
ーーこの曲こそ”典二・祭り”でしょう?
典二:祭りです(笑)。実は3年前くらいからあった曲で、ライヴでは結構、やっていた曲なんですよね。
ーーあぁ、そうですね。
典二:歌詞は、自分が書き始めの初期の頃のもので。歌詞を書いて歌うようになって、剛ってスゴいなって思うんですよね。歌詞のテーマや言葉の引き出しが多いなって。そんな剛のいるeeversetにいて、俺が書きたいことっていうのは、ロックの中でも解りやすく伝わりやすく共感できるものなんですね。というか、自分がホントに思ったことしか書けない(笑)。ロックをやりながらも人を励ましたりとか、元気にしたりとか、楽しませたいという気持ちはあって。で、「ココロ模様ナミダ色」の場合は”大人になることへの決心”がテーマですかね。大人になるって年齢とかじゃないと思うんですよ。
ーーそうですね、大人になる時期って人それぞれだから。
剛:俺、大好きな曲なんですよ。デモが上がってきた当時、ちょうど好きな女にフラれたばっかで、典二が歌うこのデモ曲をずーっと聴いてた(笑)。
tatsuo:あの頃、そうだったんだ?(笑)
剛:そうそう。俺にも色々あるんだよ(笑)。なんか、聴いていたら別れも前向きに受け止められたっていうか。サヨナラって悲しいけど、全てがお互いにとって悲しいことばかりじゃないし、男女のソレに限らずね。「ココ ロ模様ナミダ色」みたいな前向きな別れの歌もありだなって思ったんですよね。
ーーそんな歌、曲に加えて、ギター・ソロがまた涙を誘うんだよねぇ。
tatsuo:いいギター弾けてますよ、これは。典二:だね。
彩人:この曲はループがありつつも、ドラムは俺が実際に叩いてるんですけど。聴きようによってはR&Bぽいノリにもとれなくもないし、ノリをどうしよう?ってところで結構考えましたね。結果、いい感じになったんじゃないですか? 懐かしい感じもあるし。
tatsuo:そう、ギターでもソロの部分はストラストを弾きつつ古い機材を使ったりしてるんですよ。
ーーなんか色気すら感じるソロだと思う。
tatsuo:僕も成長したなって感じですね。多彩になったなって思います、自分でも(笑)。
<Interview:Kimico Masubuchi>
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いかがでしたでしょうか?
気になる『BLACK FILE』全曲インタビュー、後編は明日3:33〜アップします!
どうぞお楽しみに。
【everset → http://www.everset-web.com/】
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kimico_m at 03:33
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